NISAで投資を始めて1年半が経ちました。最近、友人に「新NISAで日本の個別株を買ってるんだ」という話をしたら、「え、NISAって株は買えないんじゃないの?」 と驚かれました。
実はこれ、結構よくある誤解なんです。
この記事では、「NISAで株は買えない」と思っている方に向けて、2024年から始まった新NISAを使えば、日本の個別株にもしっかり投資できることを、分かりやすく解説していきます!
結論:新NISAで日本の個別株は「買えます」!
まず結論から。新NISAを使えば、トヨタや任天堂といった日本の個別企業の株式を問題なく購入できます。 もちろん、得られた利益(配当金や売却益)は非課税です。
では、なぜ「NISAで株は買えない」という誤解が広まっているのでしょうか?
誤解の原因は「旧NISA」のイメージかも?
おそらく、この誤解は2023年までの「旧NISA制度」のイメージが強く残っているからだと思われます。
旧NISAには、年間120万円まで投資できる「一般NISA」と、年間40万円まで積立投資ができる「つみたてNISA」**の2種類がありました。このうち、「つみたてNISA」は金融庁が厳選した投資信託しか購入できず、個別株は対象外でした。
「NISA=つみたてNISA」というイメージが強いと、「NISAでは株は買えない」と思ってしまうのも無理はありません。しかし、2024年から始まった新NISAでは、この仕組みが大きく変わりました!
新NISAのキホン:「2つの投資枠」と「生涯上限額」を理解しよう
新NISAは、大きな一つの非課税口座の中に、性格の違う2つの投資枠が用意されています。そして、生涯にわたって非課税で投資できる上限額が決まっています。
(出典:金融庁 NISA特設ウェブサイト)
🌱 ① つみたて投資枠
- 年間投資上限:120万円
- 何が買える?:国が定めた基準を満たす、長期・積立・分散投資に適した投資信託など
- 個別株は?:買えません ❌
- 特徴:コツコツと積立で、全世界や日本の株式市場全体などにまるっと投資するのに向いています。
📈 ② 成長投資枠
- 年間投資上限:240万円
- 何が買える?:上場株式(個別株)、投資信託、ETF(上場投資信託)など
- 個別株は?:買えます ✅
- 特徴:自分の好きな企業の株を買ったり、少し積極的な投資信託を選んだりと、自由度の高い投資ができます。
生涯にわたる非課税保有限度額
そして、この2つの枠を合わせて、生涯にわたって非課税で保有できる上限額が1,800万円と定められています。
- 生涯非課税保有限度額:合計1,800万円
- うち、「成長投資枠」で使える上限:最大1,200万円
💡 ポイント
- 年間の投資額は、2つの枠を合計して最大360万円(つみたて120万+成長240万)です。
- もしNISA口座内の商品を売却した場合、その商品の元本分の非課税枠が翌年に復活し、再利用できます。これにより、1,800万円の生涯枠を柔軟に活用できます。
【まとめ】あなたの投資スタイルに合わせた日本株の買い方
| 投資スタイル | 使う枠 | 具体的な買い方 |
| 応援したい企業の株を直接買いたい! (例:トヨタ、ソニーなど) | 成長投資枠 | 証券会社のサイトで、その企業の株式を直接注文する。 |
| 日本の株式市場全体にまるっと投資したい! (例:日経平均やTOPIXに連動する商品) | つみたて投資枠 または 成長投資枠 | 「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」などの投資信託を積立設定、または一括で購入する。 |
この2つの枠は併用が可能です。「つみたて投資枠」で安定的に日本市場全体のインデックスファンドを積み立てつつ、「成長投資枠」で気になっている個別株に挑戦する、といった使い方もできます。
最後に:誤解を解いて、賢く資産運用を始めよう!
「NISAでは株は買えない」というのは、旧NISAのイメージからくる誤解です。2024年から始まった新NISAには、個別株も買える自由度の高い「成長投資枠」がしっかりと用意されています。私も一部単元未満株ですが、応援したい企業を選んで、日本株を3銘柄ほど保持しており、非課税で配当金ももらってます。
もしあなたの周りにも同じように誤解している方がいたら、ぜひこの新しい制度について教えてあげてください。そして、まだNISAを始めていないという方は、この機会に非課税のメリットを最大限に活かせる新NISAで、日本株投資を始めてみてはいかがでしょうか?
※投資は自己責任です。ご自身の判断でお願いいたします。

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